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JR東日本、「新幹線物流」など列車活用した物流サービス拡大 10月下旬に「ポケットマルシェ」と連携も

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2020/09/08 06:00

 東日本旅客鉄道(JR東日本)では、「JR東日本グループだからこそできる地方創生」の推進に取り組んでいる。これまで、地域の情報発信・PRのため、新幹線を活用して、地域の魅力ある食材や地産品を首都圏に輸送し、販売するイベントなどを実施してきた。

 今後、地域連携をさらに強化しながら、イベントなどにとどまらない定期的な食材などの輸送拡大に取り組むなど、列車を活用した物流サービスをさらに拡大していくとのこと。これにより、ポスト・コロナ時代における事業拡大を図る考え。

列車を活用した物流サービスの概要

 列車の速達性、定時性といった強みを生かし、地域の魅力ある食材や地産品などをスピーディーに消費者に届ける。その土地ならではの食材などを鮮度良く運ぶことにより、消費者に付加価値の高い地産品を提供するとともに、地域事業者等の販路拡大と、魅力ある売場づくりを実現する。

物流イメージ
物流イメージ

新たな取り組み

 2017年度以降、各方面の新幹線の活用やJR他社との連携などを通じた新幹線物流トライアルに取り組んできたが、今後、順次サービスの拡大を図っていく。

地方都市間新幹線物流と在来線の特急物流の実現

 本年9月より、JR東日本として初めて実施。販売箇所の拡大や短距離輸送などといった、地域や荷主のニーズに対応する。

定期輸送の拡大

 荷主のニーズに応じて対象列車を増やし、定期的な輸送を可能にする。また、将来的な輸送量の拡大を見据えた輸送方法を構築していく。

グループ外の新規荷主の獲得

 グループの枠を越えて、物流サービスとしての事業拡大を目指す。食材や地産品に加えて、電子部品など列車の速達性を生かせる商品への拡大を図る考え。

駅だけでなく消費者の手元まで商品などを届けるサービスの実現

 物流企業と連携のうえ、消費者の自宅や指定場所などでの受け取りを可能にする。

JR東日本グループが運営するECモール「JRE MALL」との連携(商品の事前予約など)を通じたネットとリアルの融合の推進

 野菜や果物、魚介などを消費者のオンライン注文に応じて新鮮な状態でスピーディーに届ける仕組みづくりを行う。

具体的な取り組み

ポケットマルシェと連携するなど、農水産物の新しい販売方法を開始

 本年10月下旬より、JRE MALLと「ポケットマルシェ」がシステム連携し、農水産物の購入でJRE POINTがたまる取り組みを開始。また、新幹線物流を活用し、購入された農水産物を鮮度の高い状態で、高輪ゲートウェイ駅で生産者から受け取る企画を毎月開催する。さらに、この取り組みの規模を拡大していくとともに、エキナカ常設店においても、新幹線物流を使って定期的に農水産物を購入できる仕組みをつくるという。

今後の展開イメージ
今後の展開イメージ


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