位置情報ビッグデータ活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform(ロケーションエーアイプラットフォーム)」を開発・提供するクロスロケーションズは、位置情報データの活用技術を主軸としてビジネスを行う業種分類と属する企業をまとめた「ロケーションテック カオスマップ」を公開した。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、位置情報データを活用し、都市の人出や混雑状況、店舗商圏の変化などが誰でも確認できるなど、人々の生活に身近な活用方法が増えてきたという。そこで同社は、これから位置情報データ技術・サービスを利用したいと考えている企業が、サービスの発見や比較検討、提供企業のポジショニングを一眼で把握できる同カオスマップを作成した。
さらに、スマートフォンの普及に続き、今後、日本版GPSと言われる準天頂衛星「みちびき」の本格的な活用やIoTデバイス、5Gの普及により、位置情報データの種類と量は飛躍的に拡大すること見込まれている。同カオスマップの公表は、こうした新しい位置情報データ関連の技術、サービスに取り組む事業者を“ロケーションテック”と呼称することによって、業界認知の拡大、一般社会での「位置情報データ活用」の安全性とメリットの理解を計る目的を持っているとのこと。