記事種別

車内で音声決済、コロナ禍でニーズ急増 「Cerence Pay」がアウディと連携しブランド車に搭載へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る
2020/08/06 05:00

 自動車業界に向けてAI技術を提供するCerence Inc.(セレンス)は、音声対応型AIを活用した車内でのセキュアなコンタクトレス決済エクスペリエンスを提供する新製品「Cerence Pay」を発表した。

 同製品は、ドライバーのニーズを予測し、声紋や顔の生体認証を通じて購入意向の確認から認証、そして支払い処理までのシームレスな決済トランザクションを提供するように設計。同社は現在アウディと提携し、同製品を今後のアウディ・ブランド車のヘッドユニットに搭載する共同プロジェクトを実施している。

 同製品は、車内決済だけではなくコンテキストを意識した商取引を提供し、関連性があり対話しやすいトランザクションを可能に。最新のAIベースのテクノロジーにより、パーソナライズされた決済エクスペリエンスでは、クレジットカードを探したりヘッドユニットに難しい情報を入力したりする必要がなくなり、ユーザーは欲しいものを手に入れ運転に集中することができる。さらに、同製品は音声と顔の生体認証を活用して、安全な認証と決済を行う。

 自動車メーカーが採用している決済サービスパートナーやコンパニオンアプリと容易に統合可能。これにより、自動車メーカーは、より柔軟なプラットフォーム上にドライバーの特定のニーズにあった独自のエクスペリエンスを構築することが可能となり、より便利でセキュアな決済オプションを、必要とされる場面でパーソナライズされたコンテンツとともに提供することができる。

 また自動車メーカーとコンテンツプロバイダーに新しいトランザクションベースの収益源を提供し、今日のデジタル経済で競争力を維持するという。

 初期参加パートナーは、次のとおり。

  • Arrive社:AIを活用して目的地に最適な駐車場を予測し提案する、単一のシームレスなモビリティエクスペリエンスを提供する。
  • Parkopedia社:何百万人ものドライバーや組織が駐車場の検索と決済に活用している駐車サービスプロバイダーで、同社が保有する駐車スペースで、ドライバーとコネクテッドカーに新しい高度な駐車エクスペリエンスを提供する。
  • VISA:デジタルペイメントを展開。Visaの先進的なグローバル処理ネットワークであるVisaNetは、安全で信頼性の高い決済を提供し、1秒間に65,000件以上のトランザクションメッセージを処理することができる。Visaの中欧市場には、ドイツ、オーストリア、スイス、オランダが含まれる。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

関連リンク


2017年10月の人気記事ランキング

All contents copyright © 2013-2020 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5