事業会社においてかつてなくデジタルシフトへのプレッシャーが高まっている今、ECは販路の1つとして売上の向上を目指すのではなく、また実店舗の補完でもなく、デジタル起点で実店舗の価値を高める役割を担わなければなりません。
早くからOMOに取り組む企業では、ECと実店舗が相互にどういった機能を果たすべきかが試行錯誤されてきました。デジタルシフトの波に呑まれた企業でも、これからECに取り組む場合とすでに取り組んでいる場合では直面している課題は異なりますが、解決のヒントは先人が培ってきた知見の中にあるはず。
そこでECzine編集部では、3ヵ月ごとにEC業界のトレンド分析やインタビュー記事をお届けしている『季刊ECzine』の最新号(vol.13、2020年夏号)にて「Think Digital Origin」を特集します。かねてデジタルシフトに率先して取り組んできた企業のキーパーソンに、デジタル起点で店舗設計を行う際の要点を尋ねました。
『季刊ECZine』とは?
『季刊ECzine』は年4回(3月、6月、9月、12月)、ECにまつわる旬のテーマを取り上げて発行している定期購読誌です。自社のECビジネスを俯瞰し、他社の動向を知るために活用ください。
- Chapter 1 ECの最新トレンドを取り上げた「特集記事」
- Chapter 2 重要なトピックスを追いかける「定点観測」
- Chapter 3 EC業界に関する話題のニュースや記事の振り返り
どの方のインタビューでも強調されるのは、生活者がネットで買い物をすることが当たり前になったため、実店舗では体験価値を高めることが何より重要になるということ。ECでどれほど手軽に注文でき、すぐに配達されるとしても、購入する前に実物を見て触りたいという気持ちはなくなりません。
ECと実店舗をいかに融合して展開していくか。在庫管理や顧客データのマージといった段階から、企業の先をゆく生活者やユーザーの行動に合わせて最高の買い物体験を提供していく段階へと歩を進めていきましょう。
さらに、『季刊ECzine』では毎号同じトピックを取り上げることでトレンドの移り変わりを掴める「定点観測」も掲載。各分野の有識者が前号からの3ヵ月間でどのような発表や出来事があったのかを解説してくれています。
『季刊ECzine vol.13』を読むには年間購読が必要です。読者限定イベントやECzine Academyの受講料20%オフなど、特典もご用意していますので、ぜひ詳細をご覧ください。