ITサービスの企画・開発を手掛けるByteRoadは、LINEトーク上にチャットコマースを導入できるクラウドサービス「BeSHOP」をリリース。
同サービスは、利用中のLINE公式アカウントにネットショップ機能を簡単に導入でき、販売から決済までLINEチャットのみで完結できるもの。既存のLINE公式アカウントと連携させることで、既に登録済のユーザーに対して即、アプローチを行うことができ、新規アカウント作成やゼロからの顧客集めも不要となる。また、ユーザーにとっても新規会員登録をする必要がなく、LINEのチャットで商品購入から支払いまで完結させることができるため、ストレスフリーな購買体験が可能となる。
同社は、チャットベースのサービスが今後日本でも伸びることを予測しながらも、現状、LINEの公式アカウントを開設する多くの企業の販促活動が、メッセージやクーポン配信による自社ECサイトへの誘導どまりになってしまい、遷移段階でのユーザーの離脱や最終的な購入まで至らないという課題に着目し、同サービスをリリース。
今後は、LINE Payクーポンとの連動や動画による商品紹介、サブスクリプションへの対応、また、BOTによる自動応対ではなく、運営側とユーザー側が直接1対1で対話を行いながら決済付きの商品紹介カードを送れる機能など、独自機能の開発も予定している。