三陽商会とEcoalf Recycled Fabrics, S.L.は、合弁会社設立に関する契約を締結し、新会社エコアルフ・ジャパンの設立を発表。
三陽商会は、2018年に発表した今後の成長戦略のなかで、サステナビリティを意識した事業展開により持続可能な社会を目指すことを掲げており、今回の合弁会社設立は、その中核的な取り組みのひとつとして位置付けられている。
Ecoalf Recycled Fabrics, S.L.は、スペイン・マドリードに本社を置き、展開するブランド「ECOALF」は再生素材や環境負荷の低い素材など、使用する全ての素材がサステナブルである100%サステナブルブランドとなっている。
新会社では、三陽商会が日本で70年以上にわたりアパレル事業を行い培ってきた経験・技術と、サステナビリティを体現する企業として欧州を中心に高い認知を得ているEcoalf Recycled Fabrics, S.L.の先進性と発想力の融合により、「地球環境への負荷の最小化を掲げるサステナブルブランド」を展開。日本におけるサステナブルファッションの拡大を目指す。また、三陽商会は新会社の事業計画として、2020年度の出店計画20店舗、2025年度に年間60億円の売上を目標として掲げている。