パナソニックは、サッポロドラッグストアーが運営するドラッグストア「サツドラ」の3店舗に、IoT機器側で映像のAI処理を行うIoTエッジコンピューティングを実現する「Vieurekaプラットフォーム」を用いた来客分析サービスの納入を発表。
同サービスを活用するサツドラ月寒西1条店では、Vieurekaカメラを96台導入し、商品棚などレイアウト変更の効果測定やマーケティングに活用している。
サツドラにおけるVieurekaプラットフォーム活用内容
来客分析による店舗設計
レイアウト変更、定番・エンド・サイドネットへの商品展開、サンプル品展示の効果の定量化、ID-POSではわからない来客の実態把握を行う。
取引メーカーとのデジタルトランスフォーメーションの取り組み
パナソニックが提供する顧客の行動データと、サツドラのPOSデータ・棚割データを取引メーカーと共有。共同で検証・ノウハウ取得を図る取り組みを実施する。店舗運営・商品マーケティング・技術の各方面から実運用に即したデジタルトランスフォーメーションの検討を行う。
最新技術の試行
Vieurekaカメラ内のアプリケーションをクラウドから容易にアップデート・管理できるデプロイ機能により、来客分析サービスの最新バージョンをいち早く取り入れるとともに、開発途上のα版の新アプリケーションを店頭で容易に試行。運用に配慮しながら、次世代店舗の形を検討する。