システムインテグレータが提供するECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」は、2019年9月1日にリリースする最新バージョン「V12.7」にてアマゾン ウェブ サービス提供の「Amazon Personalize」に対応することを発表している。
SI Web Shoppingは、1996年に日本で初めて販売されたECサイト構築パッケージ。近年では、東京急行電鉄の「Tokyu Storeネットスーパー」「SALUS ONLINE MARKET」「ギフト日和」の基盤としての採用実績がある。
今回のバージョンアップでは、ECサイトにおけるパーソナライゼーションの重要性に着目。Amazon Personalizeを活用し、ECサイトへの商品レコメンド機能の実装を可能とすることで、消費者のニーズへの的確な対応、エンゲージメントの促進を行うことができるようになる。また、同バージョンでは「Amazon Aurora with PostgreSQL Compatibility」にも対応している。
なお同社は、Amazon Personalizeのレコメンドを組み込んだSI Web Shoppingの売上を、2021年までに累計20件、10億円と見込んでいる。
Amazon Personalizeとは
Amazon Personalizeは、アプリケーションを使用している顧客に対し、開発者が個別のレコメンデーションを作成できるようにする機械学習サービス。今まで機械学習の経験がない開発者でも、Amazon.comの機械学習技術を使用し、パーソナライゼーション機能をアプリケーションに組み込むことが可能となる。