インターネット総合代理店、メディア運営、インフルエンサー事業などを行うSEMエージェンシーは、メコン経済圏CLMのラオス国内に子会社SEM Agency (Lao) Sole Co., Ltd.を設立し、ショッピングアプリ「LaoEC」をリリースしたことを発表した。
メコン経済圏の中でもカンボジア、ラオス、ミャンマーは、各国の英語名の頭文字から CLMと総称されており、同社は3年ほど前から日本企業のCLMでの進出に関してデジタルマーケティングを通じ、サポートしてきた。この3年間のデジタルマーケティングの知見をベースに、まずはラオス国内にてショッピングアプリ「LaoEC」を構築・リリースした。
このアプリではユーザーが自身で商品を投稿し販売、また購入することができる。また、小売店も加盟店として商品を販売することが可能で、同社が提携するファイナンス会社から割賦ローンを受けることも可能となっている。それにより高額商品に関しても、割賦で購入することができる。
ラオスでは決済や物流においてインフラが整っていない面があり、ECが遅れている部分がある。同社ではエスクローサービスや商品受け渡し、物流に関しても独自のインフラ構築を実施していき、今後はカンボジアやミャンマーでも同様のサービス展開を行っていく予定。