JTBは、中部国際空港と連携し、日本産農産物の越境ECサイト「J's Agri(ジェイズアグリ)」で購入した商品を中部国際空港で受け取ることができるサービスを順次開始する。
JTBは、2017年9月に越境ECサイト「J's Agri」を立ち上げ、日本全国の生産者から新鮮な日本産農林水産物を香港や台湾、シンガポール、マレーシアの消費者向けに直接販売している。同社は2018年12月に関西国際空港に販売店舗「J's Agri Market」をオープンし、いちごやシャインマスカットなど旬の果物を中心に販売している。
中部国際空港は、日本の優れた農水畜産品の認知を世界に向けて拡大するためのオリジナルブランド「centrair OISHII premium selection」を2016年5月に立ち上げ。国際線で出発するユーザー向けにcentrair OISHII premium selectionショップで松阪牛や伊勢えび、鶏卵や季節の果物などを販売している。
今回両社が相互連携し、J's Agri のECサイトでの「centrair OISHII premium selection」商品の取り扱いと「J's Agri」ECサイトで購入した商品を中部国際空港内「centrair OISHII premium selection」ショップで受け取ることができるサービスを順次開始する。
JTBは、日本産農産物の輸出拡大と訪日外国人のお土産消費拡大および利便性向上を図っていく。