三陽商会と、ディープラーニングを活用したAIの社会実装事業を展開するABEJAは、本日、AIを活用した新たな顧客体験の実現、および小売流通業界におけるテクノロジー活用の推進に向け、業務提携を行った。
ABEJAはディープラーニング技術を活用し、様々な大量データの取得、蓄積、学習、デプロイ、推論・再学習を行うPaaS(Platform as a Service)技術「ABEJA Platform」を基に、2015年より小売流通業界向け店舗解析サービス「ABEJA Insight for Retail」を提供している。
また三陽商会は、バリューチェーン全領域におけるデジタルトランスフォーメーションの推進を経営改革戦略の要とし、2018年2月より、「LOVELESS」、「MACKINTOSH PHILOSOPHY」、「EPOCA THE SHOP」など主要ブランドの旗艦店19店舗に「ABEJA Insight for Retail」の導入を進めてきた。
今回、購買プロセスにおける顧客・購買データの一元化、AIによるさらなるデータ活用の推進、小売流通業界のデジタルトランスフォーメーション促進という両社の目的が合致し、本提携の実施に至った。今後、店頭での接客やマーケティングなど複数の観点から、仮説検証を行っていく。