三陽商会は、ライフスタイル型事業強化を目的とし、北米で展開するファッションブランド「APOLIS(アポリス)」の生産・販売について、APOLIS HOLDINGS,LLC(本社:米国カリフォルニア州)と事業提携に関する契約を締結。2019年春夏シーズンより本格的に日本国内における事業を開始する。
APOLISは、創業者であるラーン&シェー兄弟が世界中を旅する中で、発展途上国の経済発展の橋渡しとなるビジネスモデルを志したことをきっかけに、2004年にアメリカ・ロサンゼルス(以下、L.A.)でスタートしたブランドである。カジュアルウェア、バッグやシューズなどの服飾雑貨、ステーショナリーやコーヒーカップ、フレグランスなどの生活雑貨などのアイテムを展開。
三陽商会は2017年に発表した中期経営計画において、「新たな顧客」「新たな販路」「新たな商品・サービス」の提供を謳っており、APOLISはライフスタイル型事業強化を実現するためのブランドと位置付けられる。
同ブランドの理念に根差した生産背景と、L.A.在住のAPOLISのデザイナーにより、カリフォルニアの空気感をダイレクトに伝える商品を提供していく。なお今秋にEC販売を先行スタート、来春には直営店舗のオープンを予定している。