「QuickPass」は、既に中国の国内外で広く利用されている非接触決済であり、シンガポール、オーストラリア、ロシア、ギリシャなど18以上の国と地域で100万台のPOS端末にて利用することができる。
現在、全世界で30億枚以上の「QuickPass」機能がついているICカードが発行されている。銀聯カードの会員はPOS端末でカードをタッチするだけで決済ができ、NFC機能付きのスマートフォンで専用アプリと紐付けることで、スマートフォンでの「QuickPass」決済が可能となる。
松屋銀座店において中国人客の売上は全免税売上の75%を占めており、更にその9割の利用者が銀聯カードによる決済で買い物をしている。
それをうけ同店では、中国人優良顧客のさらなる来店促進や決済の利便性向上のため、「QuickPass」を日本の百貨店で初めて導入する。銀聯カード会員は対象売場の1F化粧品と別館ツーリストショップ&ラウンジで「QuickPass」による決済が可能となる。
同社は今後も、訪日観光客の利便性拡大や消費拡大に努めていく。