トーマツが18日発表した、テクノロジー企業成長率ランキング「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 2017年 日本テクノロジー Fast50」は、日本国内のTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界の企業を対象に、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率のランキングだ。
1位は個人の得意を売買するスキルのフリーマーケット「ココナラ」を運営するココナラで、成長率1,252%を記録した。2位は飲食店向け予約顧客台帳サービスを行うトレタが成長率1,244%、3位には資産運用に関する総合プラットフォームの開発と提供を行うZUUが成長率1,151%をそれぞれ記録し、ランクインした。
受賞企業の中で、AIを事業に取り入れている企業は19社(ソフトウエア7社、メディア9社、通信3社)に上り、IoT、フィンテックなどと併せてTMT業界のトレンドを体現する企業が多く入賞している。たとえば5位のPKSHA Technologyは、機械学習技術等を利用したアルゴリズムの開発・ライセンス提供を行っている。
マーケティング・EC関連企業としては、10位アライドアーキテクツ、26位テモナ、29位レントラックス(アフィリエイトサービスプロバイダ)、30位ペットゴー(ペットコマース&ペットデータ事業)、31位オーマイグラスなどが入った。