日本クレジット協会は、クレジットカードの不正使用の実態を明らかにするため、クレジットカード発行会社を対象としたクレジットカーついて、平成28年第3四半期(7月~9月分)の集計値をとりまとめた。
これによると、今四半期の不正使用被害額は34.1億円で、前期比では4.5%減少した。不正使用被害額に占める偽造被害額は、6.4億円で12.3%の減少。番号盗用被害額は21.7億円で、5.2%の減少で、その他の不正使用被害額は、6.0億円で、9.1%の増加となった。
なお、平成28年第1~第3四半期(1月~9月)の不正使用被害額は、106.8億円で、前年同期比(平成27年第1~第3四半期(1月~9月))では、25.2%の増加となった。
【調査方法】
調査対象:国際ブランドカードを発行している会社を中心に、
銀行系カード会社、信販会社、流通系クレジット会社、中小小売商団体等
回答社数:45社