Labitが提供する「ブクマ!」は、世界中のすべての本の裏表紙に印字されている「ISBNコード」をスマートフォンのカメラで読み取ることで、あらかじめ用意されたタイトル・著者・出版社などのAPIデータを用いて出品できるカタログ型のフリマアプリ。売り手は、価格・本の状態を選ぶだけで、最短10秒で出品できる。
商品情報がデータベース化されているため、出品が簡単になるだけでなく、商品を探しているユーザーも、検索サジェスト機能(検索した文字列に関連の深い語句を逐次予測して表示)やレコメンド機能などを利用できる。
過去10年間に国内で販売された本は約70億冊とも言われており、そのうち60億冊以上が各世帯の本棚に置かれたまま、古本として流通していない潜在市場であると推測される。Labitでは、「たくさんの人の、人生で読む本をもっと増やす」 というサービス・ミッションを掲げ、2020年までに古本の流通市場シェア20%の獲得を目指しており、日本各地にある2000軒以上の街の古書店に対して、インターネット販売の販路としての提案も行う。