成長を続ける国内EC市場では、非クレジットカード決済の比率が4割を占めている。カードを持っていないユーザーや、セキュリティ面での不安からカードを利用したくないユーザーなどにカードレス決済サービスの利用はさらに拡大していくことが見込まれることから、伊藤忠商事は、オンライン決済可能なサービス「Paidy」を運営するエクスチェンジコーポレーションと資本業務提携し、カードレス決済事業に参入した。
エクスチェンジコーポレーションの「Paidy」は、クレジットカードや本人確認情報等の事前登録が不要で、メールアドレスと携帯電話番号だけで即時にオンライン決済可能なサービスで、モバイルでのEC利用とも親和性が高い。
伊藤忠商事は、グループ会社向け販売、海外でのサービス開発の支援等を通じて、2018年までにPaidyの決済総額1,000億円を目指す。