はるやま商事は、94店舗展開しているビジネススーツを販売するショップ「P.S.FA」に、人工知能「SENSY」を試験的に導入し、2つの施策を展開した。
まず、ダイレクトメール(6月中旬投函)では、P.S.FA会員のうち1万2000人を対象に、2014年以降の購入履歴を学習した人工知能が、掲載商品を個々にセレクトし、パーソナライズ・ダイレクトメールを実現した。
また、P.S.FAのオンラインショップでは、画面上に並んだ複数の商品から好みのアイテムを選ぶことで、人工知能に学習させ、展開商品からセンスに合ったアイテムを提案する。
将来的には商品提案だけでなく、店舗スタッフの接客と同様に、人工知能が顧客のクローゼットとショップをつなぐ「パーソナルスタイリスト」として、センスと目的に合ったコーディネートを担うなど、人工知能の幅広い活用と新たなショッピングスタイルとの創出を目指す。