LINEが発表したオープン化戦略のうち、「LINEアカウント機能の拡張」では、ビジネスプラットフォームのオープン化に先立ち、既存のLINEアカウントをさらに便利にする3つの機能がリリースされた。
まず「ショップカード」はLINEアプリ内でお店のポイント/スタンプカードを集めて、必要なときに利用できる機能。今回、新たに所持しているカードをリスト形式で閲覧でき、カードを発行しているお店が探せるリストページがリリースされた(対象国:日本、台湾、タイ、インドネシア)。
「Coupon Book」は、各企業・店舗のアカウントから配信されているクーポンをLINEアプリ上で一元管理できる機能。友だち追加しているアカウントのクーポンを一覧で確認できるほか、周辺、人気、ユーザー一人ひとりの好みに合わせたオススメクーポンが表示される。
企業・店舗アカウントが配信するクーポンで有効期限が迫っているものから順に表示され、リアルタイム性の高い、今ここだけのお得情報を探すことができる。気になるクーポンはお気に入り登録することで探しやすくなり、Coupon Book公式アカウントから有効期限前のリマインドも受け取れるようになる(対象国:全世界)。
LINE@アカウント上で月額、システム利用料無料で、販売・決済手数料4.98%のみでネットショップが持てる「コマース」機能は、ログインや会員登録が不要で、通常のECサイトに比べ高い購入率が期待できる。LINE@友だちのみ購入可能な商品の登録も可能で、ユーザーに対し、LINE@アカウントを友だち追加するきっかけや、さらなるメリットの提供できる(対象国:日本)。