現在、高齢化および若年層の担い手の減少によるトラックドライバーの不足が社会的課題となっている。特に、中長距離輸送のドライバー不足は深刻な状況になっており、物流業界では、鉄道輸送など多様な輸送体制の構築が求められている。
味の素、カゴメ、日清オイリオグループ、日清フーズ、ハウス食品グループ本社、Mizkanは、2015年に北海道での共同配送の取り組みを発表。さらに今年は、中長距離幹線輸送の再構築を目指し、3月から味の素とMizkanが共同で関東・関西間の鉄道による往復輸送をスタートする。
これによって、対象ルートのモーダルシフト率は両社合計で約50%となり、約25%のCO2排出量削減が実現する予定となっている。