セブン&アイ・ホールディングスは10月8日、平成28年2月期 第2四半期決算発表を行った。当第2四半期連結累計期間(平成27年3月1日~平成27年8月31日)の連結業績では、営業収益は2兆9949億9200万円(前年同期比0.3%減)となった。主に原油安に伴うガソリン価格の下落により、北米コンビニエンスストア事業でのガソリン売上が2001億円減少したことが要因となっている。
営業利益は主にコンビニエンスストア事業の好調な業績がスーパーストア事業などの苦戦を補い1724億5900万円(同3.1%増)、経常利益は1706億8600万円(同2.1%増)、四半期純利益は845億2100万円(同0.7%増)とそれぞれ過去最高の数値を達成した。
通信販売事業における営業収益は799億1500万円(前年同期比12.1%減)で、47億300万円の営業損失となった。傘下のニッセンホールディングスは、今年8月に早期黒字化に向けた経営合理化策を発表している。