ジル・サンダー、UNDERCOVERなど、個性的なデザイナーやブランドとコラボしてきたユニクロが今回選んだのは、パリのブランド「LEMAIRE(ルメール)」。エルメスのウィメンズのアーティスティックディレクターとして活躍したクリストフ・ルメールとサラ‐リン・トランの2人が手掛け、大胆なカッティングとシルエット、繊細なデザインとディテールが特徴となっている。
発売前日、10月1日に行われた発表会では、ユニクロR&D部 部長 猿谷哲也氏が、コラボの経緯について「ルメールの哲学であるタイムレス、エッセンシャルと、ユニクロのものづくりのDNAである“LifeWear”とがつながった」と説明する。
猿谷氏は、過去と今回のコラボレーションの違いについて尋ねられると「グッドタレントを持っている点は同じだが、ものづくりや哲学に関してLEMAIREとユニクロはほぼすべてにおいてシンクロした」と語り、とまどいながらもチームワークで発売にまで至ったと説明する。
続いて女優の木村佳乃さんが、UNIQLO AND LEMAIREを着用して登場。クリストフ・ルメールはもちろん知っているという木村さんは、「色がとてもいいし、ジーンズにもあわせられる。流行に左右されない服は大好き。さまざまな年代の女性に似合うシックな服」と絶賛。自身は、首の部分が長いタートルネックのセーターがお気に入りだと語った。
2015年秋冬のコンセプトは「IN and OUT」。室内外でカジュアルに快適に、そしてエレガントにすごせるニットやアウターを中心にウェイメンズ31型、メンズ25型のアイテムを展開。日本を含む16の国と地域のユニクロ店舗、およびオンラインストアで販売される。