「i LUMINE」に新規に出店するショップとのデータ連携を追加するには、「i LUMINE」で商品データなどのフォーマット変換のシステム改修が伴うため、これまで新規出店には半年程度の時間を要していた。
2013年9月にASTERIA WARPを用いた「新i LUMINE Eコマース基盤」を構築することで、データ連携先追加の短期化を実現。実店舗の在庫と「i LUMINE」の在庫を連携することなどにより、統合販売チャネルとしての機能を強化、オムニチャネル化を促進する基盤が整備された。
一部のショップでは、店頭商品の取り置きサービスを開始し、2015年4月からは、「i LUMINE」で売り切れの商品でも実店舗に在庫があれば、「i LUMINE」から実店舗の商品在庫を購入することが可能となった。
ルミネ Eコマース事業部 アシスタントチーフ 黒川直己氏のコメント
「ルミネは実店舗での販売を軸に据えながらも、ECサイト『i LUMINE』のサービス拡充に向けた様々な施策を推進しています。ASTERIA WARPを採用したことにより、店舗取り置きサービス、お急ぎ便サービスなど、お客様の利便性を向上させる様々なサービスの実現が容易になりました。今後も、ASTERIA WARPを基盤としたシステムの強みを活かし、オムニチャネル施策を積極的に推進して行く予定です」