ペイパル社のプレジデント&CEOのダン・シュールマンは、今回の分社化と再上場を受け、以下のようにコメントしている。
「ペイパルは、自らのユニークな強みを生かし、ペイパルそして株主のために長期的な成長を実現することに注力します。 ペイパルはただひとつ、 デジタル決済のみに創業以来集中しており、そのために必要な充実したカスタマー・サポート、決済プラットフォームとしてのイノベーションの追求、そして決 済手段やテクノロジーに依存しない決済サービスとして、オンライン、モバイル上だけでなく、リアル店舗においても、新しい価値を提供してく所存です」
ペイパルは、同社によれば1.69億人を超えるアクティブユーザーを有しており、2014年には2,350億ドルの決済を処理、収益は80億ドル超となったとのこと。
2002年にイーベイが15億ドルで買収するまで、銘柄コード「PYPL」でNASDAQに上場していた。