このたび、サイバーエージェントが提供を始めた「eCRMソリューションサービス」は、プラスアルファ・コンサルティングが提供する「カスタマーリングス」、E-Grantが提供する「うちでのこづち」、2つのマーケティングオートメーションツールと提携。
マーケティングオートメーションツールを導入することで、企業が保有する顧客の属性データや売上データを統合。統合されたデータを分析し、LTV最大化のための課題発見、施策立案、実行、効果分析を一貫して実施する。
従来、通販企業の顧客へのコミュニケーションはeメールが中心だったが、同社子会社が提供するプライベートDMP「RightSegment」と連携することで、「RightSegment」経由の広告配信によるコミュニケーションが可能になったとのこと。
また、LINE ビジネスコネクトを利用したメッセージ配信機能を開発中で、2015年7月に完了予定。LINEビジネスコネクトは、LINE公式アカウントの各種機能を企業向けにAPIで提供し、各企業がカスタマイズして活用できるサービスで、購買データや顧客属性に基づくセグメント配信が可能になる。
サイバーエージェントでは、本サービスを提供するにあたり、社内に専門組織「eCRMソリューション局」を新設。2016年9月末までに、導入社数100社を目指す。