株式会社Sprocketは、データ分析ツール「Sprocket Insights」に「行動クラスター分析」機能を実装したと発表した。

同機能は、ユーザーの行動パターンを機械学習で自動分類し、AIが類似した行動を取るユーザーグループ(クラスター)を可視化するもの。性別や年齢などの属性情報ではなく、「どのページを何回閲覧したか」といった行動データを基にクラスターを作成するため、行動のパターンの違いが明確となる。
AIは各クラスターの全体の構造を読み取り、具体的な施策案の提案を行うため、商品比較を重視するクラスターに対しては「比較表の最適化」、特定のカテゴリーに集中するクラスターに対しては「関連商品のレコメンド強化」といったように、実践的なアクションにつなげることが可能となる。
分析結果は月次で自動更新され、過去結果も閲覧できるため、時系列でのユーザー行動の変化の把握や、継続的な施策改善への活用が可能となる。
