統合コマースプラットフォーム「ecforce」を提供する株式会社SUPER STUDIOは、EC・店舗の顧客データ基盤の構築を可能にする「ecforce cdp」の提供を開始すると発表。

「ecforce cdp」は、既に提供している「ecforce ma」「ecforce bi」と併せて活用することで、データの統合管理から分析、活用までを一貫して実現できるようになる。なお、これら三つのデータソリューションについては、カートシステムとしてecforceを導入する事業者以外の利用も可能となっている。
SUPER STUDIOは、統合コマースプラットフォーム「ecforce」を提供する中で、直近コマースDXに欠かせないデータ活用にまつわるプロダクト開発に注力。2023年3月には専門性の高い人材やノウハウなしに顧客ごとに最適化されたCRM施策が可能なMAツール「ecforce ma」、2024年4月にはデータの可視化・分析を行うダッシュボードツール「ecforce bi」をローンチし、コマース事業者がデータの可視化・分析からCRM施策の実行まで一貫して取り組める環境を提供してきた。
今回の「ecforce cdp」のリリースにより、同社はコマース事業者の社内外に存在する様々なデータの統合・可視化、それらを使った顧客分析、最適なCRM施策の実施による顧客体験の最大化に貢献する考え。異なるベンダーの様々なツールを利用する際に生じるシステム構成のサイロ化、見たいデータの変化によるシステム改修の頻度や費用負担増加、システムごとの分断によるデータ可視化・施策実行の遅れを回避することで、市場環境の変化に迅速に対応できるシステム基盤の構築や、アジャイルデータ活用の促進による真のコマースDX実現を支援するとのこと。
