サッポロホールディングスは、社内外のデータを効率的に集約・可視化し、利活用を促進するための基盤システム「SAPPORO DATA FACTORY」を構築し、本格運用を開始した。
同社は、これまでも酒類事業の物流・営業領域でデータ活用を進めてきたが、従来のシステムでは投資負担や運用の複雑化が課題だったとのこと。新たなデータ基盤では、先進的なクラウドサービスを組み合わせることで、データ利活用の拡大と効率化を目指す。
今後はこのデータ基盤システムを軸に、ステークホルダーに関わるデータ、酒類事業や食品・飲料事業の出荷データ、飲食店事業の飲食動態データに加えて、気象情報などのオープンデータを統合。社員が容易かつ安全にアクセスできる仕組みの構築、各部門の意思決定の迅速化・高度化を促進する。