楽天グループは、運営するフリマアプリ「楽天ラクマ」の鑑定サービス「ラクマ最強鑑定」の月間利用件数が、サービス刷新から2ヵ月で約24倍に増加した旨を発表した。
同サービスは、楽天ラクマがコメ兵と提携し、商品検品を通じて偽造品撲滅を目指す取り組みの一環として提供されているもの。2024年10月から12月末までのデータでは、「お届け前鑑定」で判定された商品のうち98.2%が「基準内」とされたという。これは、24時間365日の不正出品検知やパトロール実施、鑑定サービスがあることにより抑止力が働いた結果であると楽天ラクマは考察している。
また、「お届け前鑑定」を利用した取引では、利用しなかった場合に比べて1商品当たりの平均購入金額が30%以上高くなる傾向が確認され、特に高額商品の取引活性化に寄与しているとの分析結果も発表されている。
楽天ラクマは、今後も鑑定対象商品を増やし、利用者がより安心して取引できる環境を整備していくと方針を述べている。