ベルシステム24は、企業のコールセンター向け「カスタマーハラスメント対策サービス」を開始した。
同サービスは、厚生労働省が義務化を検討しているカスタマーハラスメント(以下、カスハラ)対策に対応するためのもので、40年にわたり同社が培ってきたコンタクトセンター運営のノウハウをもとに、業界ごとの特性に合わせたカスハラ対策をトータルで支援するもの。ワークショップ形式で企業ごとのポリシーを踏まえたカスハラ方針の策定、VOC分析によるカスハラの可視化、業務ごとの顧客対応マニュアルの整備や、カスハラに特化した研修メニューまで、カスハラ対策未対応の企業でも短期間で対策を実現できる設計となっている。
サービス概要
同サービスは、カスハラ対策のベースとなる方針・マニュアルの策定から、従業員向けのカスハラ研修の実施、カスハラ対策を強化する音声認識・感情解析やSNS監視などのソリューションの提供まで、対策の段階ごとに7つのサービスメニューを設定。コンタクトセンターでのカスハラ対策に特化した支援サービスを一気通貫で提供するもの。厚生労働省の「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」や、東京都の「カスタマーハラスメント防止条例」などに基づいて設計されており、カスハラ対策の早期整備に貢献するという。