三井物産は、外食事業者向け物流事業をグローバル展開するThe HAVI Group, LP(以下、HAVI社)より、同社の傘下である日本の事業会社 HAVIサプライチェーン・ソリューションズ・ジャパン合同会社および台湾の事業会社 HAVI Logistics(Taiwan) Ltd、Hong Jin Transportation Company, Ltdの全持分を取得することに合意した旨を発表。取得の実行は、必要な許認可取得など先行要件の充足を経て、2025年3月期中を予定しているという。
HAVI社は、1974年にマクドナルド社との取引を開始した「パールマン・ローク物流」が前身となっており、大手外食事業者のサプライチェーンを管理。顧客販売動向の分析・予測から、低温・冷凍を含む温度帯での食材・包材等の在庫管理、全国各店舗への配送までを一貫して提供するデジタル・オペレーション機能を有している世界的な物流事業者で、三井物産は長年にわたり日本および台湾にて同グループと取引を行っていた。
今回、HAVI社の日本・台湾事業を受け継ぐことで、三井物産は同社が有する中間流通機能、国内外で展開する物流センター事業および国内外のネットワークなどを掛け合わせ、さらなる成長を目指すとのこと。