糸井重里氏が代表取締役社長を務める株式会社ほぼ日は、オリジナルアパレルブランド「Taonaus(タオナス)」を新たに立ち上げると発表。2024年10月24日11時より9種類のアイテムの販売を開始する。
同社は、高品質でありながら様々な理由で行き場を失う生地の存在を知ったことがブランド立ち上げのきっかけであったと説明。環境にも顧客にもうれしい有効活用を目指し、自信を持って「長く着たい」と思える素材でありながらも「ワケあり」な素材を探し、今回使用しているハイゲージコットンカシミヤ、ガーゼテレコ、ウールヘリンボーンの3種類に行き着いたという。ロンT、ワンピース、ショートカーディガンなど計9種類のアイテムは、シーズンによって準備できる種類・数が異なるため、その時々の出会いをたのしむように見てほしいと述べている。
なお、ブランド名の「Taonaus」はエストニア語の「Taonaus.(彼女は正直)」が由来となっており、日本の「たおやかさ」に似た響きを美しいと感じたことから決定したとのこと。自分の感覚に正直に生きる姿を各アイテムで表現し、自社にできる範囲の「見切り素材」の使用に積極的に取り組む見込みだという。同ブランドのアイテムは、2025年1月9日から15日にかけて東京・新宿住友ビルの三角広場で開催される同社のイベント「生活のたのしみ展」でも紹介される予定となっている。