応援購入サービス「Makuake」を運営する株式会社マクアケは、2024年9月14日~16日、東急プラザ表参道「オモカド」5階のコミュニティ型商店街「LOCUL」にて、リアルイベント「OC TOKYO -推しコマース東京-(以下、OC TOKYO)」を開催した。それに先立ち、同社は13日にメディア向けの内覧会を実施。共同創業者 取締役の坊垣佳奈氏が、同社が提供を目指す体験価値を共有したほか、出店している13社が自社の強みや参加への意気込みを語った。
同イベントは、「推しコマース」をテーマとして設定。坊垣氏はその意図について、「作り手のこだわりや商品が生まれた背景、技術などを知り、応援する気持ちで買いものをするという意味」と説明した。
「『推し活』の概念は、一般的にいわれるアイドルの応援に留まりません。日々使用するもの、よく行く飲食店を自分の『推し』として誰かに紹介する行為まで、推し活と呼ぶ時代がきても良いはずです」
イベントテーマに沿って、OC TOKYOは出店企業とファンが交流できる「ファン集合タイム」、各社の商品を身に着けて参加すると特典がもらえる企画を実施。ファン集合タイムでは、Makuakeにおける新プロジェクトのカウントダウンやファンミーティングなどが行われた。
なお、内覧会ではマクアケが新たに作成したサービスビジョン「消費から『豊かなお買いもの体験』へのアップデートにより、世の中の誠実なモノづくり・コトづくりが応援されやすい世界をつくる」が発表された。既存のコーポレートビジョンでは作り手の想いを届けることにフォーカスしていたが、今後は顧客へ提供したい体験価値を示していくという。