ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは、子どもの足を自宅で3D計測できるマット「ZOZOMAT for Kids(ゾゾマット フォー キッズ)」の申込受付を開始した。
「ZOZOMAT for Kids」は、2020年2月に提供を開始した「ZOZOMAT」の技術を応用したもので、マット全体に施されたドットマーカーをスマートフォンのカメラで両足を計測することで、自宅にいながら足長や足幅などの測定が可能となるサービス。
従来の「ZOZOMAT」計測結果をもとにしたシューズのサイズレコメンドは16歳以上が対象だったが、「ZOZOMAT for Kids」では4歳以上の計測者へのサイズレコメンドが可能に。子どもが安定して立てる両足計測の仕様にし、子どもの足のサイズを約1分で計測できるようにしている。
なお、ZOZOTOWN上では「ZOZOMAT for Kids」で計測した足の3Dサイズデータをもとに、対応シューズが展開する各サイズから相性度の高いおすすめサイズと1つ上のサイズを表示するほか、子どもの足の成長速度を考慮した各サイズのシューズを履ける期間を表示。同レコメンドには「ZOZOMAT」で得た10万件以上の子どもの足の計測データと、独自に収集したシューズの履き心地に関するデータ、ZOZOTOWNに登録されているシューズのサイズ情報などを活用した、ZOZO独自のAIが使用されているとのこと。
2024年8月29日のサービスローンチ時点では、スニーカー、サンダル、スリッポン、レインシューズなどのカテゴリーから100型以上がサイズレコメンドに対応。今後、対応型数と対応カテゴリーを拡大していくほか、子どもの足の成長を予測した上で対応シューズ購入者に対して適切な買い替え時期を通知する機能なども追加する予定だという。