アダストリアは、ファッション特化型のメタバースプラットフォーム「StyMore(スタイモアー)」をオープンした。
同社は、2025年に向けた成長戦略のひとつに「デジタルの顧客接点・サービスを広げる」を掲げている。アパレル領域だけでなくメタバースの世界でも同じように、モノ・コト・ヒト・トキの体験によってファッションをより楽しむきっかけを提供したいと考え、2022年7月にメタバースプロジェクトを発足した。
これまでに、同社が展開する8つのブランドのメタバースデジタルファッション(アバター用の洋服)を販売。今回立ち上げたStyMoreは、自分の好きなスタイルでファッションを楽しむ“Style”、もっとファッションを楽しむ“More”ふたつの言葉を掛け合わせ、バーチャルでもリアルでもファッションを楽しんでもらいたい、という想いを込められた、ファッション特化型メタバースプラットフォームとなっている。
StyMoreで購入したデジタルファッションアイテムは、スマートフォンアプリでアバターに容易に着せ替えて(一部アイテムのみ)、VRChatなどのメタバース空間へアップロードが可能。StyMoreへの第1弾参入企業としては、サンリオが決定しており、今後、様々な事業会社や個人クリエイターの出店を募りながら、ファッション領域でのメタバース事業を拡大していくとしている。
StyMoreの特徴
- 専門性:アパレルECサイトの様に、直感的にファッションスキンを探せるサイトデザイン
- テクニック:3DCGソフトがなくてもアバターの着せ替えができる/VRChatをはじめとした 4つのプラットフォームで展開可能(※順次拡大予定)
- 安心・安全:出店者の審査、作品のクオリティチェック/過度な露出、公序良俗に反するスキンなどは出品ができない
- 取扱アイテム:今後、StyMoreでしか買えないアイテムの販売(※IPや企業とのコラボを予定)