ラオックスホールディングス(以下「ラオックス」)は、日本コンテンツの世界流通を手掛けるREMOWと業務提携を締結した。
同提携により、両社で日本のIP(アニメ・漫画・ゲーム)をもとにしたキャラクタービジネスの展開を開始し、オンラインからオフラインのチャネル拡張だけでなく、日本のアニメに関心の高い中華圏までエンタテインメント提供の場拡大を目指すという。
1930年に創業し、2009年からは総合免税店事業を主軸にインバウンドビジネスを展開してきたラオックスは、秋葉原に本店を構え、アニメ・漫画・ゲームなど日本IP関連の商品を多数揃えている。対するREMOWは、日本のエンタテインメントカルチャーを世界中に適切に届けられる流通網の構築と、エンタテインメントコンテンツの企画製作・調達を手掛けている。ラオックスは、良質な日本IPコンテンツの国内外の展開を促進する上で、日本コンテンツの世界流通を手掛けるREMOWとの親和性が高いことから、今回の事業提携契約を締結するに至ったという。
同提携により、ラオックスが運営するオフライン店舗およびオンライン店舗にて、REMOWが権利を保有するキャラクター商品を販売開始する予定。また、中国におけるビジネス展開については、ラオックスへ優先的販売権が付与されることにより、日本のアニメに関心の高い中華圏でもオリジナル商品販売の実現が期待されるという。両社は、中国における強固な事業基盤や流通ネットワークを通じ、中国市場での新たな販路開拓と世界中のファンに楽しんでもらえるコンテンツ作りを目指すとのこと。
業務提携の内容
- 日本のIP(アニメ・漫画・ゲーム)をもとにしたキャラクタービジネスの展開
- ECサイトにおいてREMOWが権利を保有するキャラクター商品の販売実施
- 中国におけるビジネス展開についてラオックスへの優先的販売権の付与