総合リユースサービス「バイセル」を展開するBuySell Technologiesは、ブランド品購入経験がある男女に、「中古ブランド品の購入/売却意向」に関する調査を実施した。
同調査結果の詳細は、次のとおり。
20代の約6割が中古のブランド品を購入したいと回答、60代の約1.8倍
「購入したブランド品は新品・中古品どちらか?」と質問したところ、全体では「新品(76.8%)」「中古(8.2%)」「どちらも購入したことがある(15.0%)」という回答結果になった。
「中古のブランド品を購入したいと思うか?」と質問したところ、「はい」と回答したのは「20代(60.8%)」がもっとも多く、「60代(34.5%)」と比較すると約1.8倍の差が見られた。年齢が若くなるにつれて、中古ブランド品の購入意欲が高い傾向がうかがえる。
「はい(49.1%)」と回答した人に、「その理由は何か?(複数回答可)」と質問したところ、「安く買えるから(79.9%)」がもっとも多く、次いで「珍しいものが買えるから(30.1%)」「新品か中古品かは気にしていないから(29.2%)」と続いた。
また、「中古のブランド品を購入する際に気にすることは何か?(複数回答可)」と質問したところ、「状態が綺麗か(70.1%)」がもっとも多く、次いで「価格の安さ(55.8%)」「本物だと信頼できるか(50.0%)」という結果だった。
好きなブランド・所有しているブランドは全年代で「ルイ・ヴィトン」が1位
「購入時の予算や所有経験は考慮せず、あなたが好きなブランドは何か?(複数回答可)」と質問したところ、すべての年代で「ルイ・ヴィトン」が1位に。また、ルイ・ヴィトンは年齢が高くなるにつれて好きな人が多いことがわかった。
20代、30代の好きなブランドTOP3は「ルイ・ヴィトン」「グッチ」「シャネル」だが、40代以降になると「ルイ・ヴィトン」「グッチ」「エルメス」という結果だった。
「現在所有しているブランド品のブランド名について(複数回答可)」と質問したところ、好きなブランドと同様にすべての年代で「ルイ・ヴィトン」が1位となった。
20代、30代の所有しているブランドTOP3は「ルイ・ヴィトン」「グッチ」「シャネル」だが、40代以降になると「ルイ・ヴィトン」「グッチ」「プラダ」という結果に。年齢が高くなるにつれてルイ・ヴィトンを所有している人の割合が多く、30代以降になるとプラダを所有している人の割合も多い傾向が示された。
若い年代ほど所有しているブランド品の売却意欲が高い
「所有しているブランド品を売りたいと考えているか?」と質問したところ、「はい」と回答したのは「20代(48.3%)」がもっとも多く、年齢が若いほど売却意向が高い傾向がみられた。
「はい(34.2%)」と回答した人に、「その理由は何か?(複数回答可)」と質問したところ、「眠らせておくのがもったいないから(53.3%)」と「お金に換えたいから(53.5%)」がもっとも多く、次いで「誰かに使ってもらいたいから(32.4%)」「家を片付けたい(25.2%)」という結果だった。
「中古ブランド品への抵抗感が小さくなっていると思う」6割以上 理由は「安く購入できる」から
「以前よりも、中古ブランド品への抵抗感は小さくなっていると感じるか?」と質問したところ、6割以上の方が「はい(64.6%)」と回答した。「はい(64.6%)」と回答した人に、「具体的にどういった理由が影響しているか?(複数回答可)」と質問したところ、「安く購入できるから(68.3%)」がもっとも多く、次いで「色々な場所で簡単に購入できるようになったから(28.9%)」「中古品を持つことへの恥ずかしさが無くなったから(26.5%)」と続いた。
調査概要
- 調査期間:2024年2月9日(金)~2024年2月13日(火)
- 調査対象:調査回答時にブランド品購入経験がある20代〜60代の男女であると回答したモニター
- 調査人数:1,055人