富士薬品と楽天ペイメントは、共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」の提携を発表した。同提携により、2024年春頃より、富士薬品が運営する「ドラッグセイムス」をはじめとする富士薬品グループのドラッグストアにおいて「楽天ポイントカード」が利用可能となる。
利用者は対象店舗にて「楽天ポイントカード」または「楽天ポイントカード」機能が搭載されたアプリを提示すると、利用金額に応じて「楽天ポイント」を貯めることができ、支払い時には貯まったポイントを使用することもできる。
また、「セイムスポイント」が貯まるセイムス会員は、会員証と「楽天ポイントカード」を提示すれば、「セイムスポイント」と「楽天ポイント」両方のポイントを貯められるという。
なお、「ドラッグユタカ」「くすりの太陽堂」は、セイムスポイントには未対応のため、同提携により「楽天ポイント」またはほかのポイントサービスを選択して貯めることができるとのこと。
富士薬品は、2015年8月よりIC型電子マネー「楽天Edy」、2019年4月にキャッシュレス決済サービス「楽天ペイ」を導入し、楽天グループとの連携を深めてきた。今回、「楽天ポイントカード」を導入することで、データマーケティングや販促施策をより強化することが可能となる。
対象店舗
富士薬品グループのドラッグストア
「ドラッグセイムス」「アメリカンドラッグ」「ドラッグストアスマイル」「ジャストドラッグ」「シバタ薬品」「スーパードラッグキリン」「ドラッグユタカ」「くすりの太陽堂」「ドラッグストアエース」「くすりの救命堂」全1,276店舗(2024年1月17日時点)