EC事業コンサルティングを行うアートトレーディングは、2023年11月1日に福岡支店を開設すると発表した。
同社は、福岡県について国際物流に対応できる物流倉庫が多く、東アジアとの物流のハブになる都市として位置づけ、越境ECを考えている企業に最適な環境だとしている。
しかし帝国データバンクの海外進出・取引に関する九州企業の意識調査によると、九州企業で実際に海外進出していないと回答した企業は71.5%という結果に。このことから、九州企業が持つ海外進出のポテンシャルと現実の間にギャップがあると考えた同社は、福岡県の国際物流に適した環境と九州企業が持つ海外進出の潜在的なニーズを、越境EC支援を通して結びつけることで、新たなビジネスチャンスを掴むサポートを行うとしている。
福岡支店開設後は、同県をはじめとする九州の豊富な名産品を集約した同社独自のECサイトの立ち上げに携わる予定とのこと。今後はEC運営経験と専門知識を活かし、日本全国に留まらず、東アジアをはじめとする海外にも九州の魅力的な商品を届け、地方創生に貢献するほか、九州地方でのEC運営サポート業務の拡大とともに、Uターン・Iターンを含めた現地採用を増やし、経済活性化の貢献も目指す。