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ECzine Day 2024 June

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

ECzineニュース

旅行中に価格以外の理由で購入断念経験は半数超 越境ECで旅アト購入は約35%/BeeCruise調査

 越境ECおよびジャパニーズコンテンツの海外進出をサポートするBeeCruiseは、BEENOSグループが運営する海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」を利用している海外利用者749名(アメリカ、台湾、韓国、マレーシア、イギリス)に「海外旅行および訪日旅行における消費行動と越境ECに関するアンケート」を実施した。

49.4%が、ECサイトをきっかけに知ったブランドなどの実店舗を旅行の際に訪問

 「ECサイト経由で知った海外のブランドや販売店を海外旅行の際に実際に訪問したことはあるか?」という質問に対しては、半数近い49.4%が「はい」と回答。SNSだけではなく、ECサイトを通じてブランドや商品の魅力に触れることが、旅マエの情報収集につながっていることが判明した。

48.5%が、「重い・大きい・その場で完成しない」など、値段以外の理由で旅行中の商品購入を断念

 「海外旅行中に重い・大きい・その場で完成しない」など、値段以外の理由で商品購入を断念した経験のある方は48.5%と半数近くにのぼった。また、具体的な商品としては、テーブルやランプなどの家具、陶器やガラス製品、箱の大きなフィギュアや楽器などがあげられた。

海外旅行中の買い物で困ったことの上位は「大きさ」と「重量」

 「海外旅行中の買い物で困ったことはあるか?」という質問に対しては、「サイズが大きい」(57.1%)、「重量が重い」(46.3%)、「帰りの飛行機で重量オーバーになった」(44.2%)という結果となり、大きさや重さに関する課題が大きいことがうかがえる。

2022年6月以降に訪日をしたユーザーは43%、1年以内に訪日を予定しているユーザーは67%

  条件付での外国人観光客の受入れが再開された2022年6月以降に訪日したユーザーは43%。

 また、国ごとで見てみると、韓国ユーザーの44%が一年以内に訪日を予定しており、もっとも割合が高く、次いで台湾が37%となった。

 さらに1年以内に訪日を予定しているユーザーは67%と、過半数を超える結果に。特にマレーシア、韓国、台湾の訪日意向が高く、今後のさらなるインバウンド回復が期待できる結果となった。

訪日の目的は、「買い物」が78.4%、「食文化を楽しむ」が76.2%

 訪日旅行の経験者に「日本の旅行の主な目的」をたずねたところ、「買い物」(78.4%)、「食文化を楽しむ」(76.2%)が上位となり、続いて「名所旧跡を見る」(69.7%)、「その国の生活に触れる」(65.8%)と続いた。

訪日した際に購入したい人気ジャンルは、ホビー、エンタメ、食品

 訪日した際に購入したい商品ジャンルについては、「おもちゃ・ゲーム・アニメグッズ」などのホビー、「本・CD・DVD・エンタメ」などのエンタメ、「食品・飲料」が人気上位となった。

訪日時の買い物の予算は10万円以上がもっとも多く50.7%

 「訪日した際の買い物の予算」について質問したところ、10万円以上がもっとも多く、50.7%。次いで、5~7.5万円未満が15.9%となった。

訪日後の越境ECによる旅アト・リピート購入経験は35.4%

 「訪日時に発見した商品や、購入した商品を帰国後に越境ECで購入したことはあるか?」という質問には、35.4%が経験ありと回答。具体的には、食品、化粧品などの消耗品、書籍、カー用品、家電、アウトドア用品などの重さがあり嵩張る商品や、靴や服などが挙げられた。

旅アト・リピート購入経験がない人のうち、43.7%が利用の意志はあり

 上記の質問で利用をしたことが無い人に理由をたずねたところ、「その商品が越境ECで購入できるかわからなかった」28.8%、「欲しい商品が越境ECに対応していなかった」が14.9%となり、43.7%は、旅アトの購入の意志があったものの、越境ECの対応状況によって、購入が叶わなかったことが判明した。

調査概要
  • 調査期間:2023年7月~8月
  • 調査対象:海外向け購入サポートサービス「Buyee」の利用者(アメリカ、台湾、韓国、マレーシア、イギリス)
  • 調査人数:749名
  • 調査方法:オンラインアンケート
  • 調査主体:BEENOSグループ

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