パルシステム埼玉は、2023年6月から埼玉県北本市栄に「北本団地中庭ステーション」を開設。宅配商品の受取サービスを開始した。ステーションでは交流スペースを開放し、地域住民や市民団体と連携したコミュニティづくりに貢献する。
置き配BOX保管のストレスなし
北本団地中庭ステーションは、パルシステム埼玉の配送センター以外で初めての商品受け取り拠点となる。
パルシステムの宅配サービスは、決まった曜日の時間帯に自宅まで商品を配送。地域ごとに配送ルートを編成するため、受け取りができない曜日の場合、保冷箱などで商品を置き配している。箱の回収は次回配送時となるため、保管場所の悩みなどの声が届いていた。そこで、利用者自身の都合に合わせ商品受取日時を選択できる宅配ステーションサービスを展開している。
近隣住民向けイベントにも活用
北本市の宅配ステーションはコミュニティスペースを開放し、近隣住民向けの憩いの場や市民団体の活動スペースとしても活用可能。新ステーションの開設に先立ちサービスを地域に知らせるため、オープンイベントを開催している。青果販売には多くの近隣住民が集まり、パルシステムへの理解が広がったという。
同社はこれからも、地域に暮らす人たちと連携してコミュニティ活性化への貢献を目指すとしている。