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イスラエル発AI自動在庫管理サービス「Onebeat」が1,000万ドルを調達し日本市場に本格進出

 過剰在庫と欠品を同時解消するAIソリューションを提供するイスラエル発のスタートアップ企業「Onebeat(ワンビート)」は、Magenta Venture Partnersなどのベンチャーキャピタルから総額1,000万ドル(約14億円)の資金調達を実施した。今後は日本を含めたグローバル展開を強化し、小売業の大量在庫廃棄問題などを根本的に解消することで、持続可能な社会の実現を積極的に支援していく。

 AIによる在庫自動マネジメントのクラウドサービスを提供するOnebeatは、2018年にイスラエルで創業。過去12ヵ月間でユーザー企業が2倍以上に増加している。現在26ヵ国、170社以上の小売業で導入され、業種は家電、住居雑貨、家事用品、スポーツ用品から、ファッション、フットウェア、ジュエリー、薬局、飲料など多岐に渡る。

 Calvin Klein、American Eagle、Crocs、TATAグループの小売部門など、世界をリードする企業でも採用が次々に進んでおり、現在5万5,000拠点、2億SKU、1兆4,000億円以上の在庫をリアルタイムで最適化している。

Onebeatの特徴

  • 小売業およびサプライチェーンマネジメント(SCM)における30年以上の経験がベースとなって開発されている
  • 欠品と過剰在庫を大幅に改善しつつ、わずらわしい在庫管理業務から人が解放される
  • AI活用で数千万を超えるSKU(品番)の在庫管理を自動かつ個別で行える
  • BI(見える化)ツールを超えて、最適な発注量や店舗間の在庫移動などをAIが自動推奨するExecution(実行)エンジンとして機能する
  • 各企業ですでに導入済みの在庫管理システムと容易に連携できる

 これらにより在庫関連のキャッシュフローが大幅に改善され、アパレル業界などで顕著な大量廃棄につながる在庫マネジメント問題を根本的に解消。店舗スタッフは在庫管理業務ではなく、魅力的な商品や店舗、ECサイトの開発といった、人にしかできない業務に集中できるようになるという。

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