Fireworkは、生成AIライブショッピング・ソリューションのベータ版を発表した。特許出願中の生成AI技術によって、配信中でもオンデマンド視聴中でも、消費者は動画内チャット機能を利用できるようになる。ライブ配信の終了後も、消費者は動画で紹介された商品やサービスについて質問でき、ユーザーのインプットや動画コンテンツ、そのほか関連するメタデータに基づいて、Firework独自のAIエンジンがリアルタイムで適切な回答を返す。
この新たなAIエンジンは、大規模言語モデル(LLM)を活用した特許出願中の生成AI技術。幅広い言語を理解し、多言語での対応が可能なこのAIソリューションは、各ブランドの特性に応じたカスタマイズも可能だという。
Fireworkは同ツールのベータ版を、長年にわたるパートナーであるThe Fresh Marketとともに利用を開始。同AIが支援するライブショッピング機能は、The Fresh Marketの公式サイトと、ショッパブル動画ライブコマース(SVLC)リテールメディア・ネットワークでテスト運用を開始する。
このAIプロダクトを開発したのは、コアAIと機械学習の専門家から成るFireworkのAIラボチーム。同AIセールス・アシスタントは、Firework Creation Studioが提供するAI支援型コンテンツ制作・編集ツールなど、同社のAIラボがAI駆動型動画コマース分野で築いてきた実績を基盤に開発されたとのこと。