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ECzineニュース

コネクト、電通と共同事業開始 アニメなどIPを活用したグッズを顧客の需要に合わせて企画・販売可能に

 コネクトは2023年5月21日、電通とオンデマンド生産およびIP(知的財産権)を活用したグッズの企画・販売を行う共同事業の開始を発表した。本事業は両社の共同出資により実施される。

 また、本事業の基幹サービスである、様々なIPのグッズを展開するプラットフォームとしてのECサイト「Goods Luck(グッズラック)」を、2023年5月21日20時にオープンした。

 これまでアニメなどのグッズは、在庫リスクや商品企画の自由度の問題から、多数のデザインを作ることが容易ではなく、メインキャラクターのみ商品化されるケースが目立っていた。しかし、顧客のニーズは多様化。従来の企画生産方法では潜在需要を満たす十分な商品展開ができないのが、グッズ業界の課題の一つでもあった。

 本事業では、オンデマンド生産をベースにすることで、従来の在庫リスクから解放され自由な発想で幅広いMD企画が可能となる。また、顧客がキャラクターやデザインの組み合わせを自由に選べるカスタマイズ性の高さも加わった。

共同事業により可能となること

商品バリエーションの増加

 メインキャラクターだけではなくサイドキャラクターの商品化、複数パターンのデザイン展開など、これまではできなかった企画を在庫リスク低く実現する。それにより、多様な趣向をもつ顧客の潜在需要に応えられる。

企画アイデアをタイムラグなく商品化して販売

 これまでの商品企画で必要だった需要予測をする手間がなくなるため、素早い企画ができる。たとえば、メモリアルイベントなどファンの熱量が高まっているタイミングですぐに商品化するなど、需要を迅速に捉えた販売が可能となる。

グッズ業界におけるカスタマイズ商品の普及

 カスタマイズ商品への需要は各分野で増加傾向にある。オンデマンド生産をベースにすることで、顧客が思い入れを感じられるカスタマイズ商品の提供が可能となる。名前や日付などのテキストを入れたりレイアウトを選択したり、顧客が自由にカスタマイズできるため、グッズの購入体験の付加価値が向上する。

在庫リスクをなくす、SDGsに配慮したものづくり

 オンデマンド生産の活用はグッズ・アパレル業界の課題である余剰在庫・過剰供給の防止になる。必要なものだけを生産するため、SDGsに配慮し、廃棄衣料の削減に貢献することも本プロジェクトの重要な目的となっている。

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