BASE株式会社が運営するネットショップ作成サービス「BASE」は、HTMLのソースコードを編集することなく任意のタグを設置し、外部ツールと連携できる拡張機能「HTMLタグ管理 App」をアップデートした。同アップデートによって、カートページや商品購入完了ページにGA4(Googleアナリティクス4)のタグを設置できるようになったほか、商品購入など一部のeコマースイベント(購入行動)のデータを取得した、より高度な分析が可能となっている。
「HTMLタグ管理 App」は、「BASE」を利用するネットショップを対象に提供する拡張機能「BASE Apps」の一つ。サイト分析や集客につながる外部ツールの計測タグや広告タグなどをHTMLの編集を行わずに設置でき、スムーズな分析をサポートする。同Appでは、「GA4」「Google タグ マネージャー」「Google、Facebook、TikTok、LINE、 Twitter、Pinterestといった各種広告計測タグ」をはじめとしたさまざまな外部ツールのHTMLタグを設置可能。分析から得たデータをもとにオンライン広告の効果測定やサイト訪問者の行動分析などが行え、マーケティング施策の改善や、サイト改修、商品企画に活かすことができる。さらに、任意のHTMLタグは30個まで登録でき、Appの管理画面上で一元管理できる。
「HTMLタグ管理 App」のアップデートについて
同アップデートでは、商品購入完了ページにもGA4の計測タグを設置できるようになっている。GA4のタグを設定すると、自動的に「eコマースイベント」が取得され、購買率(CVR)の取得やウェブマーケティング施策が購買に結びついたのかなど、より高度な分析が実現でき、精度の高いマーケティング活動や販促活動、サイト改善に役立てることが可能となる。
また今後は、他のeコマースイベント(カート追加・決済開始など)も利用できるようなアップデートを予定しているとのこと。