アプリプラットフォーム「Yappli」を提供するヤプリは、小売・流通の収益最大化を目的としたリテールメディア事業「Yappli for Retail App Ads」の提供を開始した。小売・流通企業が顧客と関係値を深めるために提供しているアプリを情報媒体(メディア)とし、その一部にキャンペーンや広告枠を設置。キャンペーン設計から運用までワンストップで支援する事業となっている。
リテールメディアとは、小売・EC事業者が運営するアプリやデジタルサイネージなどの様々なメディアを指したもの。顧客と小売のデジタル接点が増えたことで、小売事業者自身が持つメディアを介した宣伝手法が急激に増加しており、購買に繋がる認知獲得としては、検索(サーチ)、SNSと並ぶ第3のメディアへと成長していると同社は言及。
ヤプリは、今後拡大が予測されるリテールメディア広告市場に対して、アプリの開発から成長支援までを一括で提供するYappliが「Yappli for Retail App Ads」を提供することで、広告主にとって優良な広告面の創出と小売・流通企業の収益最大化に貢献していく考えを示している。
サービス概要
「Yappli for Retail App Ads」は、ユーザーが商品の購入やサービスの利用をするまでのカスタマージャーニーに合わせた「購買に直結する」キャンペーン設計が可能なサービス。自社アプリが持つファーストパーティデータを活用し、小売・流通企業の収益最大化・広告効果の最大化を実現する。