企業向け経済インフラプラットフォームを構築するStripeは、Uber Technologies(以下、Uber)とのグローバルパートナーシップを拡大する旨を発表した。
Uberは、米国を含め、Stripeの決済プラットフォームの利用を大幅に拡大し、コスト削減を実現することで、Uberの配車サービスおよびUber Eatsのユーザーに、より柔軟な支払い方法を提供する。日本においては、Uberが提供するサービスにおいてJCBカードを利用した決済に新たにStripeが起用される。これにより、安定性や決済成功率が改善し、Uber Eatsや配車などUberのサービスを利用する消費者の決済体験向上を目指す。
Uberは、Stripeが提供するLinkとStripe Financial Connectionsを活用し、ユーザーがUberアプリを離れることなく、安全かつ即座に銀行口座を追加できるようにする。保存された銀行口座の情報は、Uberで次に買い物をする際に再利用することが可能。
Uberは現在、日本のJCBおよびオーストラリアのeftposでのカード決済処理にStripeを利用している。Stripeは現在、カナダ、英国、メキシコ、ブラジル、ヨーロッパ、オーストラリア、日本、米国など、多くのUberのトップ市場において、Uberの戦略的決済パートナーとなっているという。