FRONTEOは、AIを活用し顧客の声を一元的に集約・解析し、インサイトを導き出すAIソリューション「KIBIT WordSonar for VoiceView(キビットワードソナーフォーボイスビュー)」を開発した。
同ソリューションは、同社が従来提供してきた顧客の声の集約・解析ソリューションの機能を拡充したもので、顧客の声に潜む企業のリスクやチャンスの種を早期に捉え、ビジネスの質向上や新たなビジネスモデル構築の支援とCX(カスタマーエクスペリエンス)向上への一層の貢献を実現する。なお、同製品は、2023年7月21日から提供予定となっている。
KIBIT WordSonar for VoiceViewは、顧客の声を企業資産として最大限に活用するビジネス支援型のAIソリューション。AIエンジン「KIBIT」により、短時間かつ標準化された一定の基準に基づく網羅的・客観的な解析が可能となっている。
また、顧客の声のクラスタリングの時系列分析により、見落としがちな微細な変化も捉えることが期待される。企業が想定していなかった未知の視点による顧客のニーズの変化・予兆を発見し、検証すべき声への早期アクセスが可能に。潜在ニーズの発見頻度を高め、ビジネスチャンスの創出にも寄与する。
さらに、企業が注目した声のクラスタリングと属性データを掛け合わせて可視化し、組み立てた戦略の仮説を多角的視点で検証可能。従来は多くの時間や労力がかかっていたカスタマージャーニー分析を効率的に行えるようになり、企業の新たなビジネスモデル構築に貢献する。