オンライン・マーケットプレイス「eBay(イーベイ)」を運営するイーベイ・ジャパンは、セラーが設定する「到着予定日」を見直し、より正確で早い予定日が表示されるよう変更した。
今回の見直しは、eBayで表示する到着予定日と実際にかかる配送日数の乖離を修正したもの。これにともない同社は、現在設定している配送手段と配送事業者が実際に提供するサービスの配送日数に大きな差異がないか、配送手段の情報の再確認をセラーに案内している。
eBayは、セラーとバイヤー双方の安全・安心な越境ECビジネスを目指し、FedEx、DHL Express、UPS、ヤマト運輸などの国際配送事業者(クーリエ)との連携を強化。その結果、クーリエを利用するセラーが増加し、日本からの配送にかかる日数が以前より短縮された。
またイーベイ・ジャパンは、適切な「Shipping Service」の設定を行っているセラーに対し、保護プログラムを拡充した。セラーの権限が及ばない場合の商品未着、遅延に対するペナルティ免除やバイヤーからの好ましくないフィードバックの削除などが適用される。
セラー保護が適用となる条件
- 商品の所在地が日本国内である
- Business PoliciesのShipping Policy内U.S. shipping/International shippingのServicesの項目にて、「Expedited Shipping」を選択している
- FedEx、DHL Express、UPS、ヤマト運輸を利用している
- ハンドリングタイム内に商品の発送および追跡番号のアップロードを行っている
セラー保護の内容
- Item not received(商品未着)のディフェクト削除
- Late shipment rate(配送遅延率)のディフェクト削除
- 商品未着と配送遅延に関するニュートラル・ネガティブフィードバックの削除