凸版印刷とGMOブランドセキュリティは、2023年4月から、ブランドや商品の模倣品対策における協業を開始すると発表した。GMOブランドセキュリティが提供しているウェブブランドセキュリティサービスと、凸版印刷が提供している商品本体のブランド保護を目的としたホログラムやクラウド型真贋判定サービスなどを連携する。
偽造・模倣品をはじめとする知的財産侵害物品の流通は増加傾向にあり、全世界で4兆6,800億ドル(約515兆円)に達したといわれる。特に近年は、インターネットを介した偽造・模倣品流通への対処が、企業にとっての深刻な課題となっている。
両社が連携することで、全方位的なブランド保護を実現する模倣品対策サービスの提供を行う。そして、両社のサービスから取得できるデータを掛け合わせ、オンラインからオフラインまで模倣品の発生状況を総合的に可視化。模倣品の被害規模の推定や対策に寄与するサービスの開発を目指す。